MSI日本法人のエムエスアイコンピュータージャパンは10日(土)、CAFE SOLARE Linux Cafe秋葉原店(ブロックD2-[e2])で最新ノートPCの発売記念イベント「GX600発売記念 お客様大感謝祭」を実施した。ゲーム用ハイエンドノートPCの「GX600」をデモしたほか、自作PC関連では45nmプロセスルールで製造されたIntelの最新CPU「Core 2 Extreme QX9650」のデモも実施した。
このイベントは、この日発売となったゲーム用ハイエンドノートPC「GX600」のプロモーションを目的としたもの。GX600は「この1台でいつでもどこでもPCゲームが楽しめる!」がキャッチコピーの最新ノートPCで、Core 2 Duo T7700(2.4GHz)、PM965チップセット、GeForce 8600M GT(512MB)、2GBメモリ、WSXGA+液晶などを搭載するというハイスペック仕様になっている。さらにボタンを押すとCPUの動作クロックを20%上昇させるオーバークロックスイッチ「TDE(Turbo Drive Engine)」も用意されている。
会場では多数並べたGX600上でミリタリーFPSの「F.E.A.R.」を動作させ、「MCG2007(MSI Cyber Games 2007 F.E.A.R. Combat」のタイトル名でゲーム大会も実施。これは実際にGX600で最新3Dゲームが快適に動作するのを体感してもらうのが狙いという。
自作PC関連では、Intelが45nmプロセスルールで製造する新しいCPUのデモも行われていた。動作していたのは「Core 2 Extreme QX9650」。動作クロック3GHzのクアッドコアで、FSBは1,333MHz、L2キャッシは12MBを搭載している。もっとも、デモといっても、来週発売予定というX38チップセット搭載マザーボード「X38 Diamond」のデモ機に搭載し、CrystalCPUIDを実行して画面にCPU情報を見せるという内容で、特にベンチマークやスピードを体感できるようなものはなかった。同社によると「今はここまでしか見せられない」のだという。45nm製造のCPUが秋葉原で一般向けにデモされるのはこれが初めて。
ほかにAMD 790Xチップセット搭載Socket AM2+マザーボード「K9A2 CF-F」などが展示されていた。11日(日)には同じ内容のイベントが名古屋・大須で実施される。
□GX600発売記念 お客様大感謝祭(エムエスアイコンピュータージャパン)
http://www.msi-computer.co.jp/event/GX600/
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【2007年10月29日】45nmプロセスでCoreマイクロアーキテクチャをリフレッシュ「Core 2 Extreme QX9650」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1029/tawada114.htm
| (MSI GX600) |
[撮影協力:エムエスアイコンピュータージャパン]