Radeon HD 2900シリーズの最下位モデルと見られる未発表GPU「Radeon HD 2900 GT」を搭載した初のビデオカード。メーカーはSAPPHIRE。 Radeon HD 2900 GTは、現時点ではAMDのGPUラインナップにはないが、Sapphireが公開している資料によれば、主なスペックはストリームプロセッサ数240、メモリバス幅256bit、最大メモリ容量256MBとなっており、Radeon HD 2900 Pro(ストリームプロセッサ数320、メモリバス幅512bit、最大メモリ容量512MB)の下位モデルにあたるかたち。クロックはRadeon HD 2900 Proと同じで、コア600MHz、メモリ1,600MHz。 発売された製品の主なスペックは、ビデオメモリがDDR3 256MB、映像出力端子がDVI-I(2ポート)とTV(HDTV対応)。カードには隣接スロットのスペースを占有する大型クーラーが搭載されている。追加電源コネクタが8ピン+6ピンから8ピン1個に減っているのも相違点。 Radeon HD 2900 Pro搭載ビデオカードの中心価格帯は38,000円前後で、今回のRadeon HD 2900 GT搭載製品は1万円ほど安い。 □関連記事 【2007年10月6日】Radeon HD 2900 PRO搭載カード発売、1GB版は4万円台 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20071006/etc_ati.html
[撮影協力:高速電脳とT-ZONE. PC DIY SHOPとツクモパソコン本店II]
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