キートップまで木製のキーボードを作れる「キーボード自作キット」。発売元はHacoaブランド(丸紅インフォテック)で、カラーはメープル(H901K-M)とウォールナット(H901K-W)の2タイプ。 木材を使ったPC用のアイテムはこれまでにも何度か登場しているが、今回の製品はそれを自作する過程を楽しもうというのがコンセプト。パッケージにはキーボードの土台、キー用の木板などのほか、ノコギリ、サンドペーパー、ドライバー、ハンマーといった工具が同梱されている。 大まかな作業内容は、木板からキー部品をノコギリで切り放し、キーボードの土台の土台に取り付けるというもの。切り離したキーの一つ一つにヤスリをかけたり、それらのキーにジョイント部品をハンマーで打ち込んだりという、木工的な自作作業が必要になる。 完成時の本体サイズは幅315×高さ30×奥行き160mm。主な付属品はノコギリ、ヤスリ、マイナスドライバー、ハンマー、サンドペーパー。なお、キーにはかな文字がプリントされていないが、「半角/全角」「カナ/ひら」などの日本語入力機能のキーは用意されている。 このほか、Hacoaブランドからは10月下旬に木製マウスパッド「Koro」が発売されており、今後もUSBメモリなどの木製PCアイテムを発売していくという。Hacoaブランドの製品は、丸紅インフォテックと、漆器や木製インテリアの製造などを行なっている山口工芸が共同で開発している。
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[撮影協力:TSUKUMO eX.]
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