【 2007年11月17日号 】
LAN上のPCに電源が連動するNASがバッファローから登場
LS-WTGL/R1シリーズ LS-WTGL/R1シリーズ
LS-WTGL/R1シリーズ LS-WTGL/R1シリーズ

 接続されたPCに連動して自動的に電源がON/OFFされる機能を持ったGigabit Ethernet対応NAS「LS-WTGL/R1シリーズ」がバッファローから発売された。販売されているのは1TBモデル「LS-W1.0TGL/R1」で、販売価格は52,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 LS-WTGL/R1シリーズは、PCに連動して自動的に電源ON/OFFの制御が行なわれる「PC連動AUTO電源機能」を持つのが特徴。同様の機能はUSB接続の外付けHDD、光学ドライブではよく見かけるが、NASでは珍しい。

 この機能は複数台のPCから接続された場合も有効で、ネットワーク上のPCの電源が1台でもONになれば本体もONになり、またネットワーク上の全てのPCの電源がOFFになれば本体もOFFになる。ただし、機能を使用するには対象のPCに付属ソフトウェア「NAS Navigator」をインストールする必要がある。

 本体にはHDDが2台内蔵されており、RAID 0/1に対応(出荷時はRAID 0に設定)。1台のみ故障した場合のリビルド(HDDの交換)にも対応している。また、USB 2.0ポートを1基備え、外付けHDDを接続して容量を増やしたり、バックアップ用に使ったりできる。

 本体サイズは幅99×高さ163×奥行き221mm。冷却ファンは50mmサイズを内蔵している。主な搭載機能は、外出先からも本体にアクセスできる「Webアクセス機能」(同社サーバへの登録が必要)、PC連動AUTO電源機能、NTドメイン/ActiveDirectoryログオン機能、FTPサーバ。

 付属品はLANケーブル、電源ケーブル、ソフトウェアやマニュアルなどを収録したCD-ROMなど。


□LS-WTGL/R1シリーズ(バッファロー)
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/ls-wtgl_r1/

 (BUFFALO LS-WTGL/Rシリーズ)

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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