USBメモリ風の小型パーツを装着するだけでオーバークロックが行なえるというGIGABYTE製の水冷タワー型PC。ブランド名は「EAGLES」。 発売されたラインナップは、Core 2 Quad Q6600/メモリ2GB/GeForce 8800 GTSビデオカード/500GB HDD(7,200rpm)などを搭載した「G-E500J」と、Core 2 Duo E6850/メモリ2GB/GeForce 8800 GTXビデオカード/150GB HDD(10,000rpm)などを搭載した「G-E700J」の2製品。このほか、Core 2 Extreme QX9650/メモリ4GB/Radeon HD 2900 XTビデオカード(2基/CrossFire構成)/300GB HDD(10,000rpm、2基/RAID 0構成)などを搭載した最上位モデル「G-E900J」がラインナップされており、2008年1月に入荷する予定としている。 EAGLESはゲーム向けをうたうハイエンドPCで、Core 2シリーズの上位モデルCPU、2GB以上のCorsair製メモリ、GeForce 8800シリーズのビデオカード、10,000rpmのHDD(G-E700J/E900Jのみ)などのパーツを採用するという高いスペックや、高静粛性/高性能という水冷タイプのCPU/チップセットクーラーを標準で搭載する点がウリ。 そして、「TURBO KEY」というUSBメモリのような小型パーツをマザーボードに装着するだけで、オーバークロックが行なえるのも特徴。マザーボードのMCHとPCI Express x16スロットの間に独自形状のソケットが用意されており、ここにTURBO KEYを装着するとCPUクロックが通常より約20%高く設定される(G-E700Jでは3GHzから3.6GHzに、G-E500Jでは2.4GHzから2.87GHzに上昇)。このオーバークロック状態で使用しても、同社の保証が受けられるというのもユニーク。 マザーボードはIntel X38 Expressチップセットを搭載した同社製で、前述のTURBO KEY用ソケットを備えるほか、日本製コンデンサを採用しているというEAGLES専用品。電源は日本国内では販売していないという同社製の800Wタイプ「ODIN Pro」を採用している。OSは3モデルともWindows XP Professional(Service Pack 2)を搭載。本体サイズは幅210×高さ460×奥行き430mm。
[撮影協力:ツクモパソコン本店]
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