リファレンスクーラーよりも開口部の大きいファンを採用したオーバークロックタイプのGeForce 8800 GTビデオカード。 開口部だけでなく、ビデオカードクーラーそのものも微妙に異なっており、「ヒートシンクが若干厚くなっている」「フィンの密度が高くなっている」(以上T-ZONE. PC DIY SHOP)点や、クーラーのカバーが金属製になっている(リファレンスカードは樹脂製)といった違いもある。また、ファン中央部の直径も約2.5cm→3cmと大型化しているため、ファンそのものも違うものだと思われる。ただし、パッケージや製品情報では特に冷却性能について触れられていない。 このほか、コア/メモリクロックが通常より高く設定されている点も特徴。ZOTACが公開している動作クロックはコア700MHz/シェーダ1,700MHzで、メモリクロックについては代理店のアスクが「データレート2,000MHz」と告知している(標準スペックはコア600MHz/シェーダ1,500MHz/メモリ1,800MHz)。 搭載メモリはDDR3 512MB。映像出力端子はDVI-I(2基)、TV(HDTV対応)を備えている。 なお、XFXも同様の大型ファンを採用したGeForce 8800 GT搭載カード「GeForce 8800 GT Alpha Dog Edition」を発表している。ショップの入荷に関するアナウンスは未確認。
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPと高速電脳]
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