「ASUS冬の大感謝祭」開催、未発表チップ搭載マザーの情報を公開

	【 2007年12月1日号】
	「ASUS冬の大感謝祭」開催、未発表チップ搭載マザーの情報を公開

　ASUSの新製品を紹介するイベント「ASUS冬の大感謝祭」が1日(土)にCAFFE SOLARE Linux Cafe秋葉原店（ブロックD2-[e2]）で開催された。会場では現行製品の展示やクアッドコアCPUの動作デモ、豪華賞品が当たるひもくじ大会のほかに、同社の現行製品や未発表チップセット搭載マザーボードのプレゼンテーションが行われた。
●FSB 1,600MHz/PCIe 2.0対応のNVIDIAマザーも年内発売？

　ステージではまず、P35マザーボードを中心とした現行製品の特徴などを紹介。手頃な価格でオーバークロックができるモデルとして「P5K-E」シリーズをアピールしたほか、11月に発売された「P5K PRO」は「GIGABYTEのある大ヒットマザーボード」の対抗馬として発売したという話も披露した。

　続いて行われた未発売製品の発表では、まず、Intel X38チップセットの後継モデルを搭載するという「P5E3 Premium WiFi-AP」を紹介。チップセットのパフォーマンスに関してはX38とあまり変わらないとしながらも、オーバークロック機能はやや向上しているということで、より高機能なモデルを求める人に向けた製品になると解説した。また、LGA775対応モデルに関しては、PCI Express 2.0やFSB 1,600MHzに対応したNVIDIAの新チップセットを搭載する「Striker II Formula」を予価4万円台半ばで年内に発売すると発表した。

●Socket AM2対応品ではメモリをネジ固定する特殊製品も

　Socket AM2対応モデルに関しては、バックパネルにHDMI出力端子を備えたGeForce 7050P+nForce 630チップセット搭載モデル「M2N-VM HDMI」のほかに、メモリモジュールやマウスのケーブルなどをネジで固定できるというユニークな製品「G-SURF365」が紹介された。今回のプレゼン資料作成中に見つけたもので詳細は不明としながらも、不特定多数の人が利用するネットカフェやLANパーティなどセキュリティが必要とされる場所での利用が想定されているという。

　このほか、会場では発売済み製品の展示や、Core 2 Extreme QX9650のオーバークロックデモ、Phenom 9500の動作デモ、Blu-rayディスクの再生デモ、Linux OSを内蔵したマザーボード「P5E3 Deluxe/WiFi-AP」の動作デモ、PC自作キットのプレゼンテーションなどが行われた。また、未発売製品に関しては新型ケースを採用したミニタワー型PC自作キット「T4」シリーズの試作モデルや、すでに一部ショップで展示されている「M3A32-MVP Deluxe WiFi-AP」などが展示されていた。

　イベントの詳細が発表されたのが前日ということもあり来客が心配されたが、マザーボードやビデオカードなどが当たるひもくじ大会では近隣ショップから注意を受けるほどの長い行列ができるなど、全体的には非常に盛況だったようだ。

□ASUSTeK Computer
http://www.asus.co.jp/
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　（AKIBA PC eArena）

[撮影協力:アスース・ジャパン]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

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