チップの真上に位置するフィン「メインタワー」の横に、もう一つのフィン「サイドタワー」を備えるというユニークな構造で、各フィンの中心には銅製のヒートパイプが通されている。

　サイドタワーはメインタワーの周囲を円を描くように移動させることが可能で、サイドタワーを動かしてケース内のエアフローを妨げないようにしたり、逆にエアフローを当てて冷却効率を高めたりできるという。同社の検証では、他のファンレスクーラー（メーカー、機種不明）よりも温度を14℃下げることができたとのこと。

　ただし、本体は高さが117mmあるので、装着時は他のパーツなどと接触したりしないよう注意が必要だ。本体はサイズが高さ117×幅37×奥行き80mm、重量120g。

[撮影協力:高速電脳とTSUKUMO eX.]