Mozart IPはiPodに対応したドッキングステーションを本体のフロントに備えているのが特徴。ドッキングステーションはCDラジカセなどのトップローディング方式と同様の仕組みになっており、フロントのカバーを開くとiPodを挿入するスロットが現れる。

　接続したiPodには、PCの電源がオンのときは充電が行なえ、またオン/オフに関わらず音楽が再生可能。付属の小型ワイヤレスリモコンで、音楽の再生 /停止、音量調整などの操作が行なえる。対応するiPodはiPod 30GB/60GB/80GB（iPod classic含む）で、iPod nano、iPod shuffleには非対応。

　本体サイズは高さ170×幅430×奥行き450mm。ドライブベイ数は5インチ×3、3.5インチシャドウ×5。ケースファンは前面に80mmサイズ（2,000rpm、19dB）を1基、背面に60mmサイズ（2,500rpm、19dB）を2基装備している。電源は非搭載（PS2タイプに対応）。

　なお、オプションとして文字情報を表示できるVFDを装備した5インチベイパネル「Media LAB」が用意されている（ショップの入荷予定は未確認）。また、Mozart IPのMedia LAB標準搭載モデル（VF3001BNS、VF3001SNS）もラインナップされているが、同社は国内では発売しないとしている。

[撮影協力:ツクモケース王国]