拡張スロットを10基備え、ビデオカードのクアッド構成向けをうたったフルタワーATXケース。メーカーはThermaltake。ラインナップは、材質がSECCのブラックカラータイプ「VG4000BNS」と、材質がアルミのシルバーカラータイプ「VG4000SNA」。 一般的なATXケースは拡張カード用のスロットを7基備えているが、Xaser VIは10基備えており、最大で4枚のビデオカードが装着できるとうたっている。ATXマザーボードの全ての拡張スロットにカードを装着しても、 Xaser VIの場合は常に下側の3基のスロットが空くため、そこへ冷却パーツを装着するといったことも可能。 3基の予備スロットのスペースには、標準では3.5インチシャドウベイが2基装備されている(着脱可能)。 このほか、前面、上面、側面のパネルを部分的にメッシュにしたり、大型ファンを3基搭載(140mmサイズ×2、120mmサイズ×1)したりして通気性を高めているのも特徴。トップの電源ボタンやUSBポートなどを覆うカバーがワンプッシュで開いたり、電源ボタンが「X」字になっていたりといったギミックやデザインもユニーク。 本体サイズは高さ605×幅250×奥行き660mm。ドライブベイ数は5インチ×7、3.5インチシャドウ×7。ケースファンは前面と背面に 140mmサイズ(各1基)、上面に120mmサイズを備え、このほか底面に140mmまたは120mmサイズを2基増設できる。 主な付属品は、5インチベイ内蔵タイプのアクセサリボックス、3.5インチデバイス用5インチベイマウンタ、ビデオカード冷却用140mmファン、クリーニングクロス、英語版マニュアル。
[撮影協力:ツクモパソコン本店とT-ZONE. PC DIY SHOPとTWOTOP秋葉原本店]
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