対応ドライブ未発売の記録型DVD「DVD-RW DL」に対応するというDVDメディア。 DVD-RW DLはDVDフォーラムが2006年末に策定した片面2層の書き換え型DVD。容量は2層合わせて8.5GBで、これは通常のDVD-R DLと同様。なお、書き込みにはDVD-RW DL対応ドライブが必要で、通常のDVD-R DLドライブなどでは書き込みできない。 発売された「VD-W85A」は、7月に「8月下旬発売」とアナウンスされ、その後長らく発売されていなかったもの。Web上の製品情報では「ドライブの対応状況に併せて発売」と告知されているが、同じページには「現時点で利用できるドライブはない」旨の記載もあり、実質的にはメディアだけ先に販売されたかたちになる。 なお、僚誌PC Watchのニュースによれば、ビクターでは「発売時期表記を2008年1月~2月に改める予定」と話しており、対応ドライブの登場も遠くないものと思われる。 □関連記事 【2007年12月25日】日本ビクター、DVD-RW DLメディアの発売を延期 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1225/victor.htm
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