【 2008年1月12日号 】
OC機能が豊富なASUSのnForce 780i SLI搭載マザーが発売
STRIKER II FORMULA STRIKER II FORMULA
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 CPUなどの電圧値を示すLEDや自動オーバークロック機能を備えたASUSのnForce 780i SLIチップセット搭載LGA775マザーボード「Striker II Formula」が発売された。実売価格は46,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 nForce 780i SLIチップセット搭載マザーボードの販売を確認したのは、2007年12月に登場したXFX製「MB-N780-ISH9」に続いて今回が2機種目となる。Striker II Formulaは独自機能を豊富に備えているのが特徴で、基板上にはHDDへのアクセス状態を示すLEDや、CPU、メモリ、チップセットそれぞれの電圧値を示すLEDが搭載されている。

 電圧値のLEDは緑、黄色、赤の3色で発光。例えばCPUのLEDの場合は、標準時(1.1~1.5V)は緑で、やや高い時(1.50625~1.69375V)は黄色で、それ以上の時(1.7V~)は赤で発光するようになっている。3段階とはいえ、BIOS画面やモニタリングソフトなどを使わなくても電圧値が確認できるというのはなかなかユニークだ。

 このほか、指定したCPUと同じレベルのパフォーマンスに自動的にオーバークロックしてくれるという「CPU Level Up」も搭載。これはBIOS上から操作できる機能で、指定できるCPUとして「X6800」「E6850」が用意されている。また、Core 2 Duo E6600以上のCPUを装着した場合は「Crazy」というパラメータも選択できるという。

 付属品が多いのも特徴で、コーデックチップ搭載PCI Express x1接続サウンドカード「SupremeFX II」、POSTコードが表示される小型LCDユニット「LCD Poster」、冷却ファン、ゲームソフト「Company of Heroes」、ベンチマークソフト「3DMark06 Advanced Edition」などが付属。3-way SLI用アダプタも同梱されている。

 対応FSBは1,333/1,066/800MHz。スロット数はPCI Express x16×3、PCI Express x1×2、PCI×2、DIMM×4(DDR2 1066/800/667/533、最大8GB)。主な搭載機能はGigabit Ethernet(2ポート)、Serial ATA(6ポート、RAID 0/1/0+1/5、JBOD対応)、パラレルATA(1ポート、Ultra ATA/133)、IEEE 1394、8チャネルサウンド。PS/2ポートはキーボード用を1基のみ備えている。


□STRIKER II FORMULA(ASUSTeK Computer/ユニティ)
http://www.asus.com/products.aspx?l1=3&l2=11&l3=610&l4=0&model=2016&modelmenu=1
http://www.unitycorp.co.jp/asus/motherboard/intel/lga775/striker2formula/
□関連記事
【2007年12月22日】nForce 780i SLIマザーが発売、3-way SLIにも対応
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20071222/etc_nvidia.html

 (ASUS STRIKER II FORMULA)

[撮影協力:パソコンショップ アーク]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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