新型Core 2 Duoをガンダムでたとえる“神様”

(秋葉原 / 2008.1.19 23:45)

　“神様”ことIntel天野伸彦氏は今回の深夜販売でも大活躍。深夜販売を行う各ショップに出向き、クイズパネル方式で新型Core 2 Duoのプレゼンを行って回った。9つのパネルから観客やゲストが指定するパネルをいくつかめくり、そこに出現するテーマによって語るという方式で、すべての内容を聞くには結果的に全ショップを回ってプレゼンをチェックする必要があるという、凝った演出になっていた。

　今回はアムロ役の声優である古谷徹がイベントに出演するということもあって、ガンダムのネタを用いて新型Core 2 Duoを語る場面もあった。開発コードConroeと呼ばれる従来のCore 2 Duoを量産型ザクと例えると、今回発売された開発コードWolfdaleのCore 2 Duoはドムが2機、このあと発売が予定されていクアッドコアのYorkfieldはドムが4機（スライドでは2機となっているが口頭で訂正）と表現、さらにロゴの色から「さしずめ、Yorkfiledは青い4連星、Yorkfield-XEは黒い4連星と呼ばれるとうれしい」と語った。また、車に例えて、デュアルコアは高速性能に優れるセダンでクアッドコアは余裕のあるワンボックスカー、今回の新型Core 2 Duoは車のマイナーチェンジに似ている、とした。

　CPUとは別の新しい情報として、これまで統合型チップセットのビデオドライバーでセカンドライフが動かなかった件について、2月に出る新しいドライバーのバージョンで動作することを明らかにしている。

　脱線ネタとして、2ちゃんねるの掲示板で「テヘ権田」のハンドルネームで書き込んでいる人物が天野氏ではないかという噂について、「Yesと言うと広報にじゃんじゃん電話が鳴るし、Noというとつまならいので言わない。」と、煙に巻くかたちで語っている。