BIOSに代わる新しいマザーボード制御ソフトウェア「EFI(Extensible Firmware Interface) BIOS」を搭載したMSI製マザーボード。搭載チップセットはP35+ICH9で対応ソケットはLGA775。 EFI BIOSは、従来のテキスト形式とは異なるグラフィカルなメニュー画面を持ち、マウスによる操作も可能という新しいBIOS。多言語表示が可能なほか、メニューから他のアプリケーションを起動できる機能も備えており、これを利用すればOSを起動する前にバックアップソフトやゲームを起動するといったこともできる。 今回の製品には、EFI BIOSに対応したバックアップソフト「リカバリ名人」や、「ハングリースネーク」「ペアマッチ」「ブレークアウト」というゲームソフトが付属。ソフトはCD-ROMに収録されており、EFI BIOSのメニューからソフトを選択するとCD-ROMにアクセスし、ソフトが起動される仕組み。 なお、EFIを正式サポートする一般向けWindowsは64bit版のWindows Vista Service Pack 1のみだが、「EFI BIOSにはBIOSエミュレーション機能(CSM)がついている」(MSI)とのことで、32bit版のWindows XP/Vistaも動作するという。パソコンショップ アークのテストでも、32bit版のWindows XPが起動したという。 搭載スロット数はPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×4、DIMM×4(最大8GB、DDR2 1066/800/667)。主なオンボードデバイスははGigabit Ethernet、Serial ATA(6ポート、RAID 0/1/JBOD対応)、パラレルATA(1ポート、Ultra ATA/133)、8チャネルサウンドなど。 □関連記事 【3月29日】EFI搭載マザーボードが店頭デモ、対応ゲーム3種類同梱 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080329/etc_efi.html 【1月8日】NVIDIA、Hybrid SLI技術を正式発表(PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0108/ces03.htm 【1月26日】「PC DIY EXPO」開催、EFI搭載マザーなど展示 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080126/etc_pcexpo.html
[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとパソコンショップ アークとBLESS 秋葉原本店とT-ZONE. PC DIY SHOP]
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