PCケースの拡張スロットに取り付けられる小型のデジタルアンプ。 デジタルアンプとUSBサウンドデバイスを搭載した小型のカードで、PCケースの拡張スロット部に取り付ける構造。基板上にはPCIコネクタなどはなく、使用時は基板上のUSB端子とマザーボードのUSBピンヘッダを内部ケーブルで接続する。電源端子はFDDと同じ小型の4ピンタイプ。 採用しているアンプ/サウンドチップのメーカー、型番は公開されていないが、今回販売されていた製品ではESMTのD級アンプ「AD8256A」とUSBサウンドデバイス「AD62551A」を搭載しているのが確認できた。 音声入力はUSBとラインイン(ステレオ)を各1系統、音声出力はUSBとステレオスピーカーを各1系統装備。ブラケット部分にはラインイン端子(ステレオミニジャック)とステレオスピーカー出力端子(RCAジャック)、電源スイッチ、電源LEDを備えている。 ただし、ラインイン端子から入力したの音声の音量調整は行なえないとしている。USBサウンドデバイスはWindows標準のドライバで認識され、音量調整はWindowsの「ボリュームコントロール」などで行なえる。 主な付属品は内部USBケーブル、内部電源分岐ケーブル、スピーカーケーブル。 「USBコネクタを接続せず、アンプ部分だけを使うことも可能」(SuperCOM)という。 SuperCOMでは店頭デモも実施中。他のデジタルアンプ製品との聞き比べも行なえる。
□AD8256A/AD62551A(Elite Semiconductor Memory Technology) http://www.esmt.com.tw/DB/manager/upload/AD8256A.pdf http://www.esmt.com.tw/DB/manager/upload/AD62551.pdf □関連記事 【2007年11月10日】高音質なベイ内蔵「鎌ベイアンプ」発売、改造品のデモも http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20071110/etc_scythe.html
[撮影協力:SuperCOMとスリートップ]
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