ビデオメモリをオンボード搭載した初のAMD 780Gマザーボード。メーカーはJ&W Technology。 これまでのAMD 780Gマザーボードは、チップセット内蔵GPUのビデオメモリ(フレームバッファ)をメインメモリ上に確保するUMA(Unified Memory Architecture)方式を採用したものばかり。専用ビデオメモリを利用するLFB(Local Frame Buffer)方式を採用する製品はこれが初めてになる。LFB方式は、メモリがチップセットに直結されるため、UMA方式よりも高いパフォーマンスが期待できる。なお、AMD 780GではLFBを「Display Cache」と呼んでいる。 今回の製品では、具体的な性能向上幅に関するアナウンスはないが、搭載メモリについては「64MBのDDR2メモリ」とされている。なお、メモリチップは一見すると基板上に見あたらないが、ノースブリッジヒートシンク下などに搭載しているものと思われる。 主な仕様は、スロット数がPCI Express x16×1、PCI×2、DIMM×4(DDR2 1066/800/667/533、最大8GB)。搭載コネクタがHDMI、DVI、VGA、Gigabit Ethernet、Serial ATA(6ポート、RAID 0/1/0+1対応)、パラレルATA(1ポート)、HDオーディオなど。このほかにPOSTコード表示用LEDなども搭載している。 なお、メーカーのJ&W Technologyでは「TDP 125WのCPUはサポート外」というアナウンスを出しているが、代理店のファストではTDP 125WのPhenom X4 9750も対応リストに含めている。 ファスト http://www.fastcorp.co.jp/product/j&w/rs780uvdam2.html □関連記事 【4月12日】ビデオ専用メモリを搭載した780G搭載マザーが近日入荷 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080412/etc_vram780g.html
[撮影協力:TSUKUMO eX.とTWOTOP秋葉原本店とソフマップ 秋葉原 リユース総合館]
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