【 2008年6月21日号 】
	DDR3 1GB×2枚セットが1万円割れ、パッケージ品

　DDR3 1GB×2枚組みセットが初めて1万円の大台を割り込んだ。DDR2 1GBとはまだ2.52倍の価格差があるものの、大きなマイルストーンを達成したとは言えそうだ。（詳細は「メモリ最安値情報」参照のこと）。

　1万円割れとなったのはPQI製のPC3-10600 1GB×2枚組みセット品で、最安値は9,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。バルク品が多かったこれまでの格安DDR3メモリとは異なり、デザインヒートスプレッダを採用したパッケージ品なのも特徴で、格安DDR3メモリの敷居が大きく下がったとも言える。また、安値のパッケージ品が登場したことから、今後、さらに安価なバルク品が販売される可能性もありそうだ。

　DDR3 1GBメモリは、今年4月まで大きく値下がり。その後緩やかな値下がりが続いたが、5月中旬の「1GB=5千円割れ」目前で動きが止まった状態だった。今回の値下がりで、DDR3 1GB1枚あたりの最安値は4,990円となり、5千円を割り込んだ計算だ。ちなみに、これまでのDDR3 1GB最安値はPC3-10600 1GB(バルク品)の5,229円。

（DDR3 SDRAM DIMM）

[撮影協力:スリートップとツクモパソコン本店II ]

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