NVIDIAのESA規格に対応した初の水冷キット。メーカーはCOOLER MASTER。 キット内容は、5インチベイ2基のスペースに内蔵可能なリザーバーモジュールや、120mmファン2基を搭載した大型ラジエータ、CPU冷却ヘッド(LGA775、Socket 754/939/940/AM2/F対応)など。 リザーバーモジュールにコントローラが内蔵されているのも特徴で、これがマザーボードと冷却パーツを橋渡しする仕組み。このため、コントローラを持たないESA 非対応のPCケースと組み合わせても管理/制御を行なうことができ、リザーバーモジュールの背面にはマザーボードと接続するUSBコネクタや、温度センサー、ケースファンなどを接続する端子が用意されている。 ただし、付属マニュアルでは、ラジエータをPCケースの内部から上側の通気口に取り付けるよう指示されており、こうした機構を持たないPCケースへの固定方法は不明。同社は「(同社製PCケースの)COSMOSとの組み合わせがベスト」としている。
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPと石丸電気 モバイル館(DOS/V工房)]
|