膝上でマウス＋キーボードが使える多段キーボードが登場

	【 2008年7月5日号】
	膝上でマウス＋キーボードが使える多段キーボードが登場

　マウスパッドが一体化したワイヤレス英語キーボードとワイヤレスマウスがセットになったIone Technologyの「Gemini-S9」がUSER SIDE マルチ・スペースで販売されている。膝などの上に乗せてキーボードとマウスの両方の操作が行なえるユニークな構造だ。実売価格は24,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
　キーボードとしてはやや厚ぼったい印象のあるこの製品だが、実はこのデザインは省スペースのためのもの。マウスパッドの上にキーボードを重ねた構造で、キーボードを少し開くと下のマウスパッドが使えるようになる。占有スペースが少なくて済むため、膝の上などの狭いスペースでもキーボードとマウスの両方が使えるのがメリットだ。
　マウスパッドのすぐ上にキーボードがあるため窮屈そうな印象も受けるが、キーボードは360度回転させられるようになっており、本体を使いやすい向きに変えたりすることも可能だ。
　ワイヤレスシステムはキーボード、マウスとも電波式（2.4GHz）。使用可能範囲は最大15m。マウスはホイールを備えた3ボタンタイプで、解像度は400dpi、800dpi、1,200dpiから選択できる。付属品はUSB接続レシーバ、乾電池4本（キーボードとマウスで2本ずつ使用）。
　なお、Gemini-S9はPhantom Entertainment製「Phantom Lapboard」のOEM品と見られ、本体にはPhantom Lapboardロゴが刻印されている。

□Gemini-S9（Ione Technology）
http://www.ione.com.tw/2008/product/cowl-S9.asp
□Phantom Lapboard（Phantom Entertainment）
http://www.phantom.net/content/products/

　（Ione Technology Gemini-S9）

[撮影協力:USER SIDE マルチ・スペース]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

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