KOOLANCEのユニークな「水没電源」の新モデル。容量は1,300W 昨年4月に登場した1,200W電源「PSU-1200ATX-12S」と同様、「冷却液を満たした筐体内に基板などのパーツを浸して冷却する」という変わった構造のATX電源。本体にはファンがついておらず、1,300Wという容量にもかかわらずファンレスなのも特徴。ただし、PSU-1200ATX-12Sとは異なり、使用時には水冷キットを別途用意する必要がある。 冷却機構は本体背面に用意された水冷用コネクタを介して行う仕組み。この水冷コネクタは、「熱交換だけする仕組みで、電源内部と電源外の液体は混ざり合わない仕組みのはず」(オリオスペック)とのこと。本体には冷却液用のポンプも内蔵されている。冷却ファンは非搭載。 本体サイズは幅152×高さ85×奥行き240mm。内部電源ケーブルは着脱式で、付属ケーブルを接続することで24ピンメイン、8ピン ATX12V(2基)、PCI Express(8ピン/6ピン各4基)などの電源コネクタが使用できる。主な電圧ラインの電流値は3.3V/30A、5V/30A、12V /120A(4系統合計)。 □PSU-1300ATX-12N(Koolance) http://www.koolance.com/water-cooling/product_info.php?product_id=665 □関連記事 【2007年4月14日】「水没電源」が発売に、特殊冷却液で基板まるごと液冷 http://watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070414/etc_koolance.html
[撮影協力:オリオスペック]
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