複数台使用することで最大8チャンネルの同時録画が可能なUSB 2.0接続の地デジキャプチャユニット。メーカーはアイ・オー・データ。 同社の地デジキャプチャ製品で初となるUSB 2.0接続の外付けモデルで、幅98×高さ25×奥行き92mm(約)のコンパクトな筐体と、最大消費電力約2.5Wという省電力性が主な特徴。消費電力については、ライバルのバッファロー製USB 2.0接続モデル「DT-H30/U2」(最大約5W)の約半分とうたい、優位性をアピールしている。 また、GV-MVP/HZを含む同社の地デジキャプチャ製品を複数台、PCに接続して、最大8チャンネルの番組を同時に録画できるのも特徴。同時録画を行なうには、録画するチャンネルと同数のキャプチャ製品と、同社Webサイトで公開されているサポートソフトが必要。ただし、現時点ではこの機能はベータ版とされており、正式対応版は後日公開する予定としている。 組み合わせ可能なキャプチャ製品は、発売済みの同社のPCI接続モデル「GV-MVP/HX」とPCI Express x1接続モデル「GV-MVP/HS」。なお、前述のサポートソフト用いることで、GV-MVP/HXとGV-MVP/HSでも最大8チャンネルの同時録画機能を使用できる。 GV-MVP/HZの地上デジタル放送の機能は字幕放送、データ放送、双方向データ放送、EPGなどに対応。また、ダビング10に対応しており、録画した対応番組をDVDメディアにコピー、ムーブできる。対応OSはWindows Vista/XP。主な付属品はB-CASカード、USBケーブル、ソフトウェア収録CD-ROM。 □関連記事 【6月28日】アイ・オー・データ GV-MVP/HX(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080628/ni_i_tv.html 【5月17日】デジキャプチャが6モデル発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080517/etc_fseg.html
[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとZOA 秋葉原本店]
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