(※9/5更新)発売を確認。
CPU冷却用ファンをマザーボードトレイに備えたユニークなATXケース「M5(VJ2000シリーズ)」がThermaltakeから発売された。発売されたのは、透明窓付きサイドパネルを備えた「VJ2000BWSE」と窓のない「VJ2000BNSE」の2タイプで、実売価格は11,800~12,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
M5は同社が日本向けに開発したという製品で、CPU冷却に特化した「CPUエアークーリングシステム」として3~4基の専用ファンを搭載することなどが特徴。そして、このシステム中で特にユニークなのが、マザーボードトレイ(=マザーボード裏面側)に備えた70mm吸気ファン。このファンはCPUの裏側に位置しており、本体上面/背面にそれぞれ備えた120mm排気ファンとあわせてCPUを冷却する仕組みだ。
このほか、本体前面の下部には青色LED内蔵の120mm吸気ファンを装備。上面と前面の120mmファンは、別途用意した140mmファンに交換することもできる。また、背面ファン付近には、水冷キットの冷却液チューブ(1/2インチ、3/8インチ、1/4インチ対応)を通せる穴が用意されている。
本体サイズは高さ431×幅190×奥行き488mm。ドライブベイ数は5インチ×4、3.5インチ×2、3.5インチシャドウ×5。
□M5(Thermaltake Technology)
http://www.thermaltake.co.jp/product/Chassis/midtower/m5/M5_index.asp
| (Thermaltake VJ2000) |
[撮影協力:石丸電気 モバイル館(DOS/V工房)]