現実世界とコンピュータ上の情報を融合させる「AR(Augmented Reality、拡張現実)」の技術を用いた“電脳フィギュア”ソフト。 ARとは、現実世界の情報とコンピュータによって作り出した別の情報とを合成する技術。ARisは、Webカメラで撮影した映像と、3Dグラフィックスによるメイド服の女の子「ARis」とを融合させるもので、付属している正6面体の箱「電脳キューブ」を別途用意したWebカメラで撮影すると、PC画面にARisが登場、付属の「電脳スティック」を使ってARisに触れたり、コミュニケーションしたりできる。 電脳キューブの向きを変えるとARisの向きもそれに合わせて変化。正面から見たり上から見下ろしたりと、あたかもそこにフィギュアがあるかのように眺めることができる。同社によれば、このようなARを用いた一般向けのソフトウェアは世界初だという。 また、コミュニケーションの内容や時間の経過で、ARisの振る舞いや喋る内容が変わるというデスクトップアクセサリ的な要素も備える。ちなみにキャラクターボイスはコードギアス 反逆のルルーシュでC.C.役を演じた「ゆかな」氏とのこと。 必要動作環境はPentium 4 2GHz以上またはAthlon 64以上、メモリ512MB以上、DirectX 9.0対応ビデオカード(メモリ128MB以上)、Windows XP SP2以上など。Webカメラは640×480ドット/30fps以上で撮影できるものが必要で、推奨品としてサンワサプライのCMS-010シリーズ、 CMS-010AFシリーズ、CMS-V20シリーズ、CMS-V24シリーズが挙げられている。
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