Antecとサイズがイベント実施、新製品を予告

	【 2008年10月25日号】
	Antecとサイズがイベント実施、新製品を予告

　Antecとサイズが25日（土）にそれぞれ店頭イベントを実施、新製品などのアピールを行った。いずれも発売済み製品の解説を中心としたイベントだが、今後発売する製品の情報も一部告知されている。
　また、この種のイベントでは恒例化しているじゃんけん大会もそれぞれ実施された。
●Antecの新製品はP183、Nine Hundred IIやP1000など
　早組み大会も実施

　Antecのイベント名は「Antecファン感謝祭」で、実施ショップはツクモパソコン本店II。
　イベントでは自社を「夢のパソコン作りを手伝うメーカー」とアピール。P180やSolo、Nine Hundredといった人気製品の解説を行った。
　今後発売される新製品として紹介されたのは、人気の静音ケース「P180」シリーズの最新モデルとなる「P183」、2台の電源を搭載する大型シリーズ「P190」に属する「P193」、静音系ケースの新モデル「SonataELITE」、NineHundredに前面フィルターなどを追加した「Nine Hundred II」、さらに同社のハイエンドモデルとなる大型製品「P1000」。
　これらの詳しい説明は無かったが、P1000については開発中とされる写真も公表された。なお、発売時期については「年内に出せればいい、と考えているものもある」（同社）とのこと。
　また、質疑応答ではMini-ITXケースに関する質問に答え、「Antecのブランドをしょっているので、こだわり抜いたものを出すつもりで開発している」とする一幕もあった。
　イベントでは、この後に同社の開放型ケース「Skeleton」を使ったPC組み立てタイムアタックを実施。これは、来場者がマザーボード/メモリ/ビデオカード/電源/光学ドライブの組み付け速度を競うもの（ケーブルの接続やOSインストールなどはなし）。1日で、10人以上もの来場者がチャレンジ、最短で1分57秒という記録を出していた。ちなみに同社曰く、「4分でも十分早い方」とか。
　このほかでは、11月1日ごろから実施予定の「アンテッ子イラストコンテスト」の予告や、同じころから開設されるAntecショールーム内のパーツサイズ検証コーナー「フィッティングスペース」の説明も行われた。イラストコンテストについては「AntecMAP」サイトで告知される予定とのこと。

□Antec
http://www.antec.com/
□AntecMAP
http://www.antecmap.com/

●サイズはMini-ITXケースやエクセル向け（？）キーボードを紹介

　サイズのイベント名は「SCYTHE IN 石丸電気DOS/V工房」、実施ショップはもちろん石丸電気モバイル館(DOS/V工房)。
　　イベントの目玉となった新製品は、同社3つ目となるMini-ITXケース「SCY-0528-mini-ITX」と、各種短縮キーを備えた「楽々キーボード2」、国産コンデンサを採用したATX電源「超力700W/1000W」。
　「SCY-0528-mini-ITX」は「小さくても2.5"HDD×3台」をウリとする製品で、幅254mm×奥行き219mm×高さ88mと小型ながら、2.5インチHDD×3台と薄型光学ドライブ×1台を内蔵可能。また、付属マウンタを利用することで、2.5インチHDD×1台+薄型光学ドライブ分のスペースを3.5インチHDD×1台用としても利用できるという。電源は80W ACアダプタ。発売時期は11月中旬で、予価は未定。
　また、「楽々キーボード2」は、左端に検索/コピー＆ペースト/エンターキーを、テンキー周辺に半角スペースやBS、TAB、ESC、=、「000」「00」、「,」などのキーを追加した日本語キーボード。表計算ソフトなどを意識したフルキーでは珍しい構成で、打鍵音が小さいのも特徴という。発売時期は11月下旬。予価は未定。
　「超力700W/1000W」については105℃仕様の日本製コンデンサを搭載していることや、超寿命/静音仕様の12cmファン「KAMA-FLEX」を搭載することなどがアピールされた。発売時期は11月中旬で、予価はやはり未定とのこと。
□サイズ
http://www.scythe.co.jp/

　（Antec製品）

　（サイズ製品）

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIと石丸電気モバイル館(DOS/V工房)]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

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