※(10/23更新)MSIのOCモデルも発売。
Radeon HD 4800シリーズの新しい下位モデル「Radeon HD 4830」を搭載した製品が初登場、玄人志向の標準仕様モデル「RH4830-E512H/HD」とMSIのオーバークロックモデル「R4830-T2D512-OC」が相次いで発売された。実売価格は約1.7~1.8万円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
Radeon HD 4830は、23日(木)にAMDが発表したGPUで、Radeon HD 4850の下位に位置するモデル。他のRadeon HD 4800シリーズと同様、DirectX 10.1、PCI Express 2.0をサポート、256bitメモリインターフェイスを搭載している。
リファレンスの動作クロックはコア575MHz(4850は625MHz)で、メモリ帯域は57.6GB/s(同64GB/s)、Stream Processorは640個(同800個)とされている。公称消費電力は110Wで、これはRadeon HD 4850と変わりない。
今回発売された2製品は、玄人志向製品がリファレンス仕様、MSI製品がコア585MHzのオーバークロック仕様品。いずれも2スロット占有仕様で、6ピンの電源コネクタを搭載している。搭載メモリはいずれもGDDR3 512MB。
□ATI Radeon HD 4800 Series(Advanced Micro Devices)
http://ati.amd.com/products/Radeonhd4800/
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【2008年10月23日】AMD、150ドル以下のパフォーマンスGPU「Radeon HD 4830」
(PC Watch/ベンチマーク結果あり)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1023/amd.htm
【2008年6月21日】Radeon HD 4850カードが5社から登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080621/etc_amd.html
| (玄人 RH4830-E512H/HD) |
| (MSI R4830-T2D512-OC) |
[撮影協力:フェイス カスタム館とツクモパソコン本店とパソコンショップ アーク]