「Radeon HD 4870とRadeon HD 4870 X2の間に位置する」(メーカーのSAPPHIRE)というデュアルチップ構成のGPU「Radeon HD 4850 X2」を搭載したビデオカード。メーカーはSAPPHIRE。 2基のRadeon HD 4850を組み合わせたハイエンドGPUで、演算能力はRadeon HD 4850の2倍となる2T Flopsとされている。主なスペックはコアクロック625MHz、対応メモリ/最大容量がGDDR3 2GB(Radeon HD 4850はGDDR3 512MB)、データレート2Gbps、SP数1600(同800)、消費電力230W(同110W)。また、Radeon HD 4870 X2と同様に、CrossFireXにより2枚のカードを組み合わせて4GPU構成にすることもできる。 今回登場した製品は、Radeon HD 4850 X2と2GBのGDDR3メモリを搭載。2段タイプのブラケット部にはDVI端子が4基用意されており、カード1枚でマルチディスプレイ環境を構築できる。このほか、TV出力端子(HDTV対応)を装備。PCI Express電源ポートは8ピンタイプと6ピンタイプを各1基備えている。 複数ショップの告知によると、クロックはコア625MHz、メモリ993MHz(データレート1,986MHz)という。 主な付属品はCrossFireアダプタ、コンポーネントビデオ出力ケーブル、DVI-HDMI変換アダプタ、DVI-VGA変換アダプタ、電源ケーブル。 □関連記事 【8月15日】Radeon HD 4870 X2カードが4社から発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080815/etc_amd.html 【6月21日】Radeon HD 4850カードが5社から登場 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080621/etc_amd.html
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