45nm版Opteronがサンプル入荷

	【 2008年11月15日号】
	45nm版Opteronがサンプル入荷

　45nmプロセス製造の新しいクアッドコアOpteronが初登場、2way対応のモデルナンバー2382（クロック2.6GHz）のサンプル品がUSER SIDE マルチ・スペースに入荷した。製品版の入荷時期は未定で、予価は118,650円。
　この新型Opteronは「Shanghai」（開発コードネーム）とも呼ばれていた製品で、同社初の45nm版CPUということになる。製造プロセスの進化などにより、従来比で最大35%の消費電力（アイドル時）の削減を実現したという。
　また、3次キャッシュ容量を2MBから6MBに増加、最大帯域幅17.6GB/sのHyperTransport 3.0に対応したほか、改良版の「Rapid Virtualization Indexing」命令を組み込んだ仮想化技術「AMD-Virtualization」を搭載。性能は従来比で最大35%向上したとしている。
　そのほかの主なスペックは、対応メモリがDDR2 800、ACP（平均CPU消費電力）が75W。512KBの2次キャッシュを搭載する点や、Socket FタイプのCPUソケットに対応する点は従来と同じだ。
　なお、従来同様にACP 55WのHEシリーズ（低消費電力版）と、ACP 105WのSEシリーズ（高性能版）も用意し、2009年第1四半期に出荷する予定としている。
　今回、同店が入荷したOpteron 2382は「OS2382WAL4DGI」というOPNが刻印されたもの。同店がテストしたところ、Tyan製の「Thunder n3600B（S2927A2NRF-E）」「Thunder n3600M（S2932G2NR-E）」といった既存のSocket Fマザーボードで動作することが確認できたという。

□プレスリリース/Opteron 2382（Advanced Micro Devices）
http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543_15434~129165,00.html
http://products.amd.com/en-us/OpteronCPUDetail.aspx?id=492
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AMD Opteron

[撮影協力:USER SIDE マルチ・スペース]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

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