この製品は、ネットブックに内蔵されているUSBポートを利用してタッチスクリーンを増設できるというユニークなキット。パッケージには、液晶パネルに取り付けるタッチスクリーン、「Touch-Hub」と呼ばれる小型の制御基板、ハーネスケーブル、スタイラス（ボールペンとしても使用可能）、簡易マニュアルなどが同梱されている。

　大まかな作業内容は、まずPCを分解、タッチスクリーンを液晶パネルに取り付け、次にTouch-Hubを内蔵し、これにハーネスケーブルを使ってタッチスクリーン、PCのWebカメラモジュール、マザーボードのUSBポートを接続するという流れ。

　はんだ付けは不要だが、PCのカバーやキーボードを取り外したり、小さい内部コネクタを抜き差ししたりしなければならず、かなりハードルの高い作業と言える。もちろん、改造によってPCメーカーのサポートは受けられなくなる点にも注意が必要。同店もこの製品については「サポート外」としている。

　なお、同店によればドライバは日本語もサポートしているとのこと。FidoHubのWebサイトには作業手順を詳しく記した英語のPDFマニュアルが掲載されている。