BD/DVD作成時に編集できる地デジアダプタが登場、「ネットブックモード」も搭載

	【 2008年12月13日号】
	BD/DVD作成時に編集できる地デジアダプタが登場「ネットブックモード」も搭載

　録画番組の編集や、ネットブックなど低スペックPCでの番組視聴が可能なアイ・オー・データの地デジキャプチャ製品3モデルが発売された。ラインナップはUSB接続の外付けモデル「GV-MVP/HZ2」、PCI Expressモデル「GV-MVP/HS2」、PCIモデル「GV-MVP/HX2」の3製品で、価格はいずれも13,980円前後（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
　また、これらのほかに地デジチューナー2基を搭載したUSB外付けモデル「GV-MVP/HZ2W」があり、12月下旬に出荷される予定。
●BD/DVD作成時にカット編集可能
　対応は12月下旬のアップデートから
　いずれの製品も、同社の試聴/録画ソフト「mAgicTV Digital」の強化版が同梱。録画番組をBD/DVDへムーブ/ダビングする際、任意のシーンをカットするといった編集ができる。ただし、現時点ではこの機能は利用できず、12月下旬の対応サポートソフトのアップデートで利用可能になる見込み。
　編集はBD/DVDへ書き出す映像に対して行なわれ、HDDに保存されている番組は変更されない仕組み。ダビング10にも対応しており、編集機能を使って書き出した場合も同様のルール（書き出すごとにダビング回数が1回カウントされる）で扱われる。
●AtomノートでもHD視聴できる「Netbookモード」を搭載
　また、ネットブックなどのスペックが低いPCでも番組が高画質で視聴できるという「Netbookモード」を搭載しているのも特徴。
　このモードでは、EPGやデータ放送などの機能が使用できないが、その代わりCPUへの負荷が低減され、低スペックのPCでも解像度を下げずにハイビジョン映像で番組視聴できるという。
　必要なCPUスペックは、通常時がCore 2 Duo E4300以上などとされているのに対し、NetbookモードはCeleron Dual Core E1200以上、Atom N270以上（ノートPCの場合）などとされている。
●複数製品の同時利用にも対応
　このほか、インターネット経由で自宅PCにアクセスして録画の予約が行なえる「どこでもmAgicTV予約」などの新機能を搭載。従来製品同様に、複数の同社製地デジキャプチャ製品を1台のPCに接続し、最大8チャンネルを同時に録画する機能も使用できる。
　GV-MVP/HZ2はUSBのバスパワーで動作。GV-MVP/HS2とGV-MVP/HX2は、キャプチャカード本体と拡張スロットに装着するB-CASカードリーダの2つで構成される。本体サイズ（約）はGV-MVP/HZ2が幅98×高さ25×奥行き92mm、GV-MVP/HS2が幅125×高さ95.3×奥行き14mm、GV-MVP/HX2が幅140×高さ90.8×奥行き14mm（いずれもスロットカバー、突起部含まず）。
　このほか、対応するリモコンキット「GV-RCKIT3」も同時発売されている。実売価格は3千円ほど。

□GV-MVP/HZ2シリーズ / GV-MVP/HS2 / GV-MVP/HX2（アイ・オー・データ機器）
http://www.iodata.jp/product/tv/tidegi/gv-mvphz2/
http://www.iodata.jp/product/tv/tidegi/gv-mvphs2/
http://www.iodata.jp/product/tv/tidegi/gv-mvphx2/
□関連記事
【2008年12月03日】アイ・オー、新TVキャプチャで地デジ録画番組を編集可能に（AV Watch）
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081203/iodata.htm
【2008年5月17日】地デジキャプチャが6モデル発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080517/etc_fseg.html

アイ・オー・データ GV-MVPシリーズ

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店とクレバリー1号店とTSUKUMO eX.]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

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