同社のATXケース「Nine Hundred」シリーズの新モデルで、筐体デザインが変更され、ケース内部がブラック塗装に変更されたほか、拡張スロットの数が8本に増えており、隣接スロット占有タイプのビデオカードの3枚差しにも対応している。このほか、フロントに搭載された12cmファン×2基はつまみ式のファンコントロール機能を搭載し、背面と上面のファンも弱・中・強の3段階のファンコントロールが可能となっている。

　筐体デザインは同社の5インチベイ×12段のATXケース「Twelve Hundred」を小型化したように見える。

　本体サイズは幅218×高さ493×奥行き474mmで、重量は11.5kg。電源は別売り。

□関連記事
【2006年11月3日】Antec Nine Hundred(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20061103/ni_i_cs.html#nine
【5月2日】Antec Twelve Hundred(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080502/ni_i_cs.html#twelve

　別売りのアビー純正オプションである5.25 Solid Bezel、HDD静音化ケース「AS Silencer 2」、2.5インチマウンタ、VGAクーリングファンユニット、大口径制振アルミインシュレータが標準添付されているのが特徴。AbeeSTOREでのこれらオプションパーツの総額は約1万7千円。

　スライド式のマザーボードベースを採用する点は従来モデル同様だが、マザーボードの収納方法は倒立式から正立式に変更されている。

　カラーはブラックとシルバーの2種類、100台のみの限定販売という。

□関連記事
【2005年4月9日】アビー AS Enclosure M2(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050409/ni_i_cs.html#abee

　スイッチ/LED類のヘッダピンが同社製マザーボード向けにまとめられているのが特徴で、同社製マザーボードを利用する場合はピンの位置を気にせず、ワンタッチで装着できる。なお、他社製マザーボードも装着できるよう、バラ線アダプタも付属する。

　microATXケースとしては比較的珍しく、大型拡張カード用の固定パーツがついている。

　サイドパネルの空気穴が従来モデルよりも多くなり、ビデオカード周りの吸気性能がアップしている。

　搭載電源は80PLUS認証を取得している380Wモデル。

□関連記事
【2007年10月27日】Antec NSK4480/B(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20071027/ni_i_cs.html#nsk4480