外見はネットブック、OSもWindows XPソックリだが、実はCPUがx86非互換のARM 9、OSもPDA向けのWindows CE、というユニークなノート型PDA。 この製品は、思わず「ASUSのEee PC?」と思ってしまうようなネットブック風の筐体に、ARM 9ベースのCPU(400MHz動作)と各64MBのRAMとROMを内蔵、そしてPDA向けOS「Windows CE 5.0」を採用した、というもの。 Windows CEはマイクロソフトのスマートフォン向けOS「Windows Mobile」などの基盤となっているOSだが、今回の製品の起動画面や操作画面は「スマートフォン」というよりはWindows XPソックリで、一見区別不能なほど。 ただし、コントロールパネルなどはWindows XPとは異なるもの。一部ソフトが全画面モードでしか動作しないなど、少し使うと違いはわかる。もちろんWindows XP用のソフトは利用不能。 ちなみに機能面では、Windows CE版のPowerPoint/Excel/PDFビューアやWord、Internet Explorer、メッセンジャー、メディアプレイヤーなどがプリインストール。さらにLANインターフェイスやUSB 2.0、VGA出力、SDカードスロット(2GB動作確認済み/SDHC非対応)を備えるなど、意外(?)と正当派。 液晶パネルは800×480ドットの7インチタイプで、重量は800g、動作時間は4時間以上とされている。 英語版の輸入品で、保証は初期不良14日間のみという。
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