NVIDIAのIONプラットフォームにAtom 330を搭載したMini-ITXマザーボード。メーカーはZOTAC。 今月中旬に発売されたAtom 230搭載モデル「IONITX-B-E」の上位版。「Intelの10倍のGPU性能」(NVIDIA)というVGA内蔵チップセット、GeForce 9400M Gを搭載するのはこれまで通りで、CPUをデュアルコアのAtom 330に変更、Mini PCI Express Cardスロットに無線LANカード(IEEE 802.11b/g/n)を標準搭載しているのが主な違い。 DIMMスロットを2基搭載、最大4GBのメモリに対応する点や、HDMI/DVI/VGAの3系統の出力をもち、デュアルディスプレイができる点はIONITX-B-E同様。 ファンレスクーラーを搭載しているのも変わりないが、このモデルにはクーラー取り付け用のファンが同梱。明確な記載はないものの、状況によっては取り付けた方が無難と思われる。 主なオンボードデバイスは、先述のVGA/無線LANのほか、6chサウンドや1000Base-T LANなど。無線LANアンテナはブラケット取り付け用が付属している。なお、拡張スロットは無線LANカードが装着されたMini PCI Expressスロットのみ。空きスロットがない点には注意が必要。 また、姉妹モデルにはACアダプタで動作する「IONITX-A-U」(予価3万円前後)もラインナップされている。 □関連記事 【5月23日】ION+Atom 330マザーが初登場、Atom系最高性能 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090530/etc_zotac.html 【5月16日】IONマザーが初登場、Atom 230搭載で1.9万円 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090516/etc_zotac.html
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