メモリ固定用のラッチレバーが片側にしかないDIMMスロットを採用、長尺ビデオカード装着時の干渉に配慮したASUS製のmicroATXマザーボード。 Maximus II GENEはIntel P45 Express/ICH10Rチップセットを搭載したLGA775マザーボード。通常のマザーボードの場合、DIMMスロットの両端にメモリモジュールを固定するためのラッチレバーを1個ずつ備えているが、Maximus II GENEではレバーが片側にしかないユニークなスロットを採用しているのが特徴だ。 メモリモジュールの取り付け方は通常のDIMMスロットと同様で、モジュールの両端を押し込めば他のマザーボード同様に固定される。取り外す際は、レバーを1個操作するだけで済むので簡単だ。 DIMMスロットはCPUソケットに近い側のみにレバーを備えており、拡張カードスロットに近い側には備えていない。このため、「装着したビデオカードにラッチが接触してメモリモジュールが外せなくなる」「ビデオカードを外さないとメモリを増設できない」といったトラブルを避けることもできると思われる。 スロット数はPCI Express x16×2(CrossFireX対応)、PCI Express x1×1、PCI×1、DIMM×4(DDR2 1600/1333/1066/800、最大16GB)。主な搭載機能はGigabit Ethernet、Serial ATA(7ポート、RAID 0/1/0+1/5対応)、eSATA、IEEE 1394、8チャンネルサウンド。 付属品は、POSTコードを表示する小型液晶パネル「LCD Poster」、ベンチマークソフト「3DMark06 Advanced Edition」など。
|