【 2009年6月20日号 】 | |
6Gbps転送に対応したSAS-HDDが初登場 |
6Gbps転送をサポートするSASの新規格、「SAS 2.0」に対応するという初のHDD、「Savvio 10k.3」シリーズが発売された。ラインナップは146GBモデルと300GBモデルの2種類で、実売価格は34,980〜54,800円だ(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。この製品は回転数10,000rpmの2.5インチHDD。最大の特徴は最大転送速度が3Gbps→6Gbpsに向上したSAS 2.0に対応する点で、外部転送速度も最大600MB/sとされている。
内部転送速度は67MB〜129MB/sで、シーク時間は平均3.6〜4.2ms、バッファ容量は16MBで、消費電力は12V0.35A/5V0.39〜0.42Aとされている。
なお、6Gbpsに対応したSASインターフェイスなどは今のところ未発売。具体的な発売予告も今のところ特にない。
ストレージの6Gbps転送に関しては、Serial ATAも6Gbpsが策定済み。今春のCOMPUTEX TAIPEIでは公開デモも行われており、今秋には対応製品も登場するものとみられている。
□SCSI Trade Asocciation
http://www.scsita.org/
□製品情報
http://www.seagate.com/ww/v/index.jsp?locale=ja-JP&name=savvio10k3-pr&vgnextoid=aeebc068a159a110VgnVCM100000f5ee0a0aRCRD□関連記事
【2009年6月8日】会場で見かけた印象的なPCパーツ(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20090608_280572.htmlSeagate Savvio 10k.3 [撮影協力:パソコンショップ アーク]