OSにDebian GNU/Linuxを採用した玄人志向製NASキットの新モデル。 玄箱T4は最大で4基のSerial ATA HDDが内蔵可能なGigabit Ethernet対応のNASキット。タワー型の筐体を採用し、付属のカートリッジを用いて前面からHDDの出し入れができるほか、最上部には動作状態などを表示する小型の液晶ディスプレイを備えている。 ちなみに、こうした筐体のデザインや構造は、2005年12月に登場したバッファロー製NAS「TS-TGL/R5シリーズ」と同様のもの。搭載CPU はFreescaleのMPC8241 266MHz。OSはDebian GNU/Linux(「lenny」、カーネルバージョン2.6.30)を採用しており、もちろん従来の玄箱シリーズと同様にTelnetでアクセスしたり、細かなカスタマイズを行なったりできるようにもなっている。 メインメモリはSDRAM 128MB(64bit接続)。また、用途は明らかにされていないが、ブート用として使えると見られる4MBのフラッシュメモリ(NOR型)も搭載している。
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