6Gbpsのデータ転送速度をサポートするSAS 2.0インターフェイスを搭載した初のマザーボード。メーカーはSUPERMICROで、チップセットはIntel 5520/ICH10R/IOH-36D。 X8DA6は「Nehalem-EP」ことXeon 5500シリーズが2基搭載可能なサーバ/ワークステーション向けのマザーボードで、6Gbps転送に対応したSAS 2.0ポートが最大8基使用可能。SAS 2.0対応のHDDは既に発売されているが、インターフェイス搭載製品が登場したのは今回が初めてで、これでようやくSAS 2.0対応環境が自作できるようになった。 搭載SAS 2.0コントローラはLSIの「LSISAS2008」で、RAID 0/1/0+1構成も可能。なお、このコントローラチップのデータシートには「6Gbps SATAにも対応している」ともとれる記載があるが、明確な記載はなく、6Gbps SATAへの対応に関しては現在不明。このほか、マザーボードにはICH10RによるSerial ATAポート(6基、3Gbps対応)もついている。 スロット数はPCI Express x16×1、PCI Express x8×3(x4モードで動作)、PCI-X×3、DIMM×12(DDR3 1333/1066/800、Registeredタイプ使用時は最大96GB)。主な搭載機能はGigabit Ethernet、IEEE 1394、7.1チャンネルサウンド。 なお、ほぼ同スペックでSASインターフェイスのない下位モデル「X8DAE」も同時発売されている。 □LSISAS2008(LSI) http://www.lsi.jp/storage_home/products_home/standard_product_ics/sas_ics/lsisas2008/
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