ストリームプロセッサ数は1,600で、テクスチャユニット数は80、ROPユニット数は32と、Radeon HD 4890/4870と比較するとそれぞれ倍増している。演算能力はRadeon HD 4870（1.2TFlops）の倍以上となる2.72TFlopsを実現したという。

　動作クロックはコア850MHz/メモリ1,200MHz。アイドル時の消費電力は27W（Radeon HD 4890は60W、Radeon HD 4870は90W）、最大消費電力は188W（Radeon HD 4890は190W、HD 4870は160W）。1枚のビデオカードで最大6画面へのデジタル出力が可能な「ATI Eyefinity」に対応した点も特徴で(今回発売されたモデルは最大3画面)、将来はDisplayPortを6基備えた製品も投入されるという。