6Gbps Serial ATAコントローラをオンボード搭載した初のマザーボード。メーカーはASUSで、搭載チップセットはP55。 P7P55D Premiumは、6Gbps対応のSerial ATAインターフェイスをマザーボード上に装備した製品。同規格の製品については、PCI Express x8接続のLSI製インターフェイスカード「MegaRAID SAS」と、PCI Express x1接続のインターフェイスカードが付属するASRock製マザーボード「P55 Deluxe」が発売されているが、オンボードデバイスを備えるマザーボードはこれが初めて。 6Gbps対応のSerial ATAポートは2基装備。コントローラは、P55 Deluxe付属のインターフェイスカードと同じMarvell製「88SE9123」が採用されている。 このほか、独自機能として、付属のスティック型コントローラでオーバークロック操作が行なえる「TurboV Remote」、基板上のボタンを押すだけでメモリの相性の不具合できるという「MemOK!」などを備えている。また、VRMの利用効率を改善することで、電源変換効率や出力容量を改善できるという「T.Probe」機構を備えるのもウリ。T.Probeを採用することで、「実際のフェーズ数は35 フェーズだが、実質的に48フェーズ相当の電源回路を実現できた」(ASUS)という。 スロット数はPCI Express x16×2、PCI Express x1×2、PCI×2、DIMM×4(DDR3 2200/1600/1333/1066、最大16GB)。主な搭載機能はGigabit Ethernet(2ポート)、Serial ATA(6Gbps×2、3Gbps×6、RAID 0/1/5/10対応)、IEEE 1394、10チャンネルサウンド。 主な付属品は、6Gbps対応Serial ATAケーブル(2本)、TurboV Remote用コントローラ、eSATA/USB 2.0ポート付きブラケット。
|