同社の3波対応ダブルチューナー搭載モデルPIX-DT090-PE0の改良版といえる製品で、シリコンチューナーを搭載することで大幅な小型化/低消費電力化が図られている。また、B-CASカードスロットはカード上に実装されており、LowProfileブラケット使用時も1スロットに収まるコンパクトな設計になっている。

　付属品はリモコン、B-CASカード、LowProfileブラケットなど。付属のリモコンは2.4GHz電波式を採用したもので、方向を気にすることなく使える点もウリとしている。対応OSはWindows 7/Vista(32bit/64bit)で、Windows XPには対応していない。

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　HD PVRは最高1080iの映像をH.264形式でキャプチャできる外付けタイプのキャプチャユニットで、HD映像対応の外付けタイプでは珍しいハードウェアエンコーダを採用しているのが特徴。また、映像入力端子としてコンポーネントビデオだけでなくS-Videoとコンポジットビデオも備えている点も珍しい。

　映像入力端子はコンポーネントビデオ、S-Video、コンポジットビデオを、音声入力端子はアナログステレオ（RCAピンジャック）、 S/PDIF（角型）をそれぞれ装備。また、パススルー端子としてコンポーネントビデオ、アナログステレオ（RCAピンジャック）、S/PDIF（角型）を備えている。

　キャプチャ時の最大解像度は1080iで、入力映像の解像度によって自動決定される。最大ビットレートは13.5Mbps。音声フォーマットはAC- 3。なお、入力映像からCGMS-Aが検出された時は、コピー禁止信号の場合はキャプチャができず、コピーワンス信号の場合は暗号化の後にキャプチャされ、録画映像はキャプチャしたPCのみで再生が可能、編集/オーサリング等は不可能とされている。

　本体サイズは幅198×高さ70×奥行き173mm。主な付属品は、キャプチャ/編集などが行なえる統合ソフト「Arcsoft Total Media Extreme」（日本語版）、外部映像機器などが制御できる「IRブラスター」、D端子−コンポーネントビデオ変換ケーブル、S/PDIFケーブル、 USBケーブル、ACアダプタ。対応OSはWindows 7、Vista（32bit/64bit）、XP。

　ドライバや視聴ソフトなどは付属しておらず、カード単体のみで販売されている。販売店のGENO工房によると「製品の仕様や使用できる環境は不明で、ドライバの入手先なども不明」という。

　詳細不明の製品として販売されていることもあり、同店では今回販売する30枚に限り条件を満たせば返品を受け付けるとしている。返品の条件は製品を使用した際の情報をショップに報告するというもので、「どのような環境で使用したのか、どういった理由で返品したいのか」の2点を店頭スタッフに伝えて欲しいとのこと。