RJ-45ポート装備/PCI Express x8接続の10GBASE-T対応LANカード。メーカーはIntel。 10Gbpsの伝送速度に対応したLANカードは、10GBASE-CX4対応のSupermicro製「AOC-STG-I2」などが発売済みだが、10GBASE-T対応をうたった製品の店頭販売を確認したのは今回が初めて。AOC-STG-I2などがInfiniBandコネクタを採用していたのに対し、今回の製品は一般的なLANカードと同じRJ-45ポートを備えているのも特徴と言える。 搭載コントローラはIntel 82598EB。カードはLowProfile対応のコンパクトサイズで、冷却システムはヒートシンクのみによるファンレスタイプになっている。PCとの接続インターフェイスはPCI Express 2.0 x8。 T-ZONE. PC DIY SHOPでは、2台のPCにこの製品を装着し、両者間のデータ転送速度を計測するベンチマークデモを実施中。 ホスト側のPCでIntel製32GB SSD(SLCタイプ)8基によるRAIDを構築し、そのドライブにクライアント側のPCからLAN経由でアクセス(CrystalDiskMarkを実行)するというもの。取材時は、シーケンシャルアクセス時(データサイズ1,000MB)でリード210.9MB/s、ライト367.3MB/sという結果が出ていた。なお、LANケーブルはカテゴリ6e準拠のものを使用しているとのこと。 □関連記事 【2008年8月30日】NetXen NXB-10GCX4(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080830/ni_c10g.html 【2008年6月21日】10GbpsのLANカードが店頭発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080621/etc_smicro.html
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