この製品は、最大4基の3.5インチSerial ATA HDDが搭載できる外付けHDDケース。最大8TB（2TB HDD×4）という大容量ドライブを構築できるほか、RAID使用時にUSB 3.0接続による高速データ転送が可能なのが大きな特長。同社が行なったテストによれば、RAID 5使用時のデータ転送速度は185MB/sという。

　なお、3GbpsのeSATA接続にも対応しており、同テストによればRAID 5使用時のデータ転送速度は236MB/s。

　サポートしているRAIDレベルは0、1、3、5、10で、このほか複数HDDを1ドライブとして認識させる「Combine」モードと、HDDを個別に認識させる「Clear RAID」モードを装備。また、5分以上アクセスがない時にHDDの回転を停止する機能も備えている。

　HDDの着脱は本体前面から可能で、各ベイ毎にロック機構付きのドアが装備。背面にはRAIDモードを設定するスイッチやUSB 3.0ポート、eSATAポートなどを備えている。

　本体はサイズが幅130×高さ185×奥行き260mm（突起部除く）で、冷却用の60mmファンを2基内蔵。電源容量は150W。付属品はUSB 3.0ケーブル、eSATAケーブル、電源ケーブル、ドアロックキーなど。

　同社のHDDケース「1分BOX」シリーズに属するモデルで、HDDを簡単に搭載できることをウリとしている。

　PCとの接続インターフェイスはUSB 2.0。

　電源は付属のACアダプタで供給する仕組み。