【 2010年5月29日号 】
「ただの茶封筒」なiPadケースが発売に
 iPadやKindleといったモバイル機器向けの紙製ケース「Bubble Wrapper」がリュウドから発売された。ケースと言っても、その作りは内部にエアキャップを貼っただけの「茶封筒」だ。

 販売されているモデルは、iPad用「TPT-BWR-IPA」、Kindle 2用「TPT-BWR-KD2」、Kindle DX用「TPT-BWR-KDX」の3種類で、実売価格は各480円(秋葉原モバイル)。

 単なる茶封筒にしか見えないこのアイテムだが、実はまさに茶封筒そのもので、CDやDVDなどをメール便で送る際などに使う封筒と同じタイプのもの。クラフト紙を用いた封筒の内部に、緩衝用のエアキャップが貼り付けられただけのシンプルな構造だ。

 もちろん、封筒のサイズはiPadやKindleに合わせてあり、それらを携帯する際の保護ケースとして利用できる。

 同社のWebサイトでは「たった18gという、驚きの軽さ」「手元に適当なメモ用紙が無い場合の緊急メモとしても活躍」などといったジョークめいた大仰な宣伝文句が並んでいるが、確かに軽量である点と、安価であるため気軽に使えるのはこの製品ならではのメリットと言えそうだ。

 ちなみに、採用している封筒は、緩衝材「プチプチ」の製造販売などで知られる川上産業の「#37クラフトBラミネート」で、リュウドいわく「100%国内製造、100%ハンドメイド」とのこと。


□Bubble Wrapper(リュウド)
http://www.reudo.co.jp/bubble_wrapper/
□川上産業
http://www.putiputi.co.jp/

リュウド Bubble Wrapper

[撮影協力:秋葉原モバイル]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。