【 2010年5月29日号 】
自転車でUSBバスパワー、USB対応のダイナモ販売中
 自転車を漕いで内蔵バッテリを充電、電力をUSBバスパワーとして出力できる自転車用ダイナモ「Dynamoサイクルチャージャー」が販売中だ。売り文句は「走るだけでエコチャージ」。実売価格は4,500円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 この製品は、600mAh/4.8Vのニッケル水素電池を内蔵した自転車用ダイナモ。フル充電には、時速15kmで2〜3時間走る必要があり、その後「携帯電話を10分間充電すると5分程度通話できる」電力を供給できるという。

 ダイナモ本体には3個のLEDが付いているほか、付属のUSB給電ケーブルを接続するコネクタを搭載、また、付属のLEDライトを接続できる電源出力も搭載している。なお、USB給電コネクタにはゴムカバーがついており、「防水されている、と聞いている」(ショップ)という。

 エコ系のモバイルバッテリーは太陽電池採用製品や手回し品などがあるが、こうした自転車ダイナモは珍しい。「自転車に取り付ける」というハードルはあるが、ソーラーパネルや手回しタイプより発電効率は高そうで、そうした点では便利(?)に使える可能性もありそうだ。


Dynamoサイクルチャージャー

[撮影協力:SOUTHTOWN 437(ブロックD2-[f3])]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。