【 2010年6月5日号 】 | |
iPad風のタブレットPCが登場、約3万円 |
Atom N270やタッチパネルインターフェイスを搭載したiPad風のタブレットPC「ioPad P88」が中国SGBI(Shenzhen Great Loong Brother Industrial)から登場した。実売価格は29,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ただし、入荷したイオシス アキバ路地裏店(ブロックC1-[e4])ではすでに売り切れで、次回入荷についても未定という。本体表面に10.2インチの液晶パネルを搭載したioPad P88のルックスは、やや大きめのiPadといった印象。しかし、その中身はPCと同じで、Atom N270やSO-DIMM、2.5インチHDDなどを内蔵するほか、本体側面にはVGA出力、USB、LANといった端子も用意されている。
OSは非搭載。必要なパーツは全て搭載されており、あとはOSを別途用意してインストールすればPCとして使えるようになる。
ただし、同店が販売したのは海外版製品で、搭載している無線LAN機能が国内向けの認可を受けているかどうかは不明。また、タッチパネル機能に関しては、同店によれば「マルチタッチには対応していなかった」という。
このほか、同店いわく「Windows 7/XPのインストールはできたが、付属ドライバが中国語版だったため動作確認は取れなかった」「このため、ドライバをインターネット上で独自に入手して動作を確認した」とのことで、上級者向けのアイテムと言えそうだ。
□ioPad(イオシス)
http://iosys.co.jp/shop/event/iopad/iopad.htm
□P88(Shenzhen Great Loong Brother Industrial)
http://hkjulong.en.ecplaza.net/2.asp中国SGBI ioPad P88 [撮影協力:イオシス アキバ路地裏店(ブロックC1-[e4])]