PCの映像や音声をワイヤレスで伝送できる製品は、すでに同社やプラネックスなどから発売されているが、今回の製品はDVI接続/最大解像度1,920×1,080ドット表示に対応し、キーボードやマウスといったUSB機器も同時にワイヤレス化できる。

　製品構成は、PCとUSB接続するスティックタイプの「PCアダプター」と、液晶ディスプレイやUSB機器を接続する「ドッキングアダプター」の2つ。ドッキングアダプター側にはDVI端子や2ポートのUSB端子（アイソクロナス転送には非対応）、3.5mmオーディオジャックが用意されている。なお、USB端子に接続できる機器はマウスやキーボードといった一部のデバイスのみ。WebカメラやLANアダプターなどの入力には対応していないという。転送方式はUWBで、最大通信距離は見通し10m。

　画面表示モードは、PCの映像をそのまま出力する「ミラーモード」と、マルチディスプレイとしても使用できる「移動モード」の2種類で、対応解像度は最大1,920×1,080ドット。ただし、HDCPはサポートしていないほか、フルスクリーンビデオ再生時の推奨解像度が1,280×720ドットになっている点には注意が必要。

　パッケージ内容はPCアダプター、ドッキングアダプター、ACアダプタ（ドッキングアダプター用）、インストールCD、DVI-VGA変換アダプタなどで、DVI/VGAケーブルや音声ケーブルは付属していない。

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