フロントパネルからリセットボタンやUSBポートなどを省いてシンプルにしたアビー製タワー型ATXケース「esse」。同社がソフマップとのコラボレートで製作したという製品で、本体カラーはブラックとシルバーの2種類、電源は非搭載。 esseは同社いわく「フロントパネルのデザインにこだわった」というタワーケースで、その言葉どおりシンプルなデザインのフロントパネルが特徴。一般的なPCケースでは、フロントパネルには電源/リセットスイッチや、USB、サウンドなどの各ポートが装備されているが、esseではこれらが大幅にカットされている。 フロントパネルには電源スイッチと2個のLEDを備えるのみで、USBなどのポート類は一切なし。さらに、5インチベイを敢えて2基に抑えることで、シンプルさをより強めている。ドライブベイを減らしたことで、内部の空間が広々としているのも特徴的。拡張カードは最大約400mmのものまで搭載できるとしている。 本体サイズは幅212×高さ437×奥行き489mm。ドライブベイ数は5インチ×2、3.5インチシャドウ×5。ケースファンは前面と背面に120mmサイズが各1基搭載されており、前面に120mmサイズを1基増設できる。また、フロントパネル内側の上部と下部には通風口が用意されている。 なお、ソフマップ 秋葉原 リユース総合館では、アビー製PCケース用の純正オプションも販売中。販売しているのは、今回のesseに対応した遮音シート「静音強化キット(STK-ILTS3S1)」(実売価格2,980円)」や、他の機種にも対応した2.5インチドライブ用ホルダー「25H-F1K」(同980円)、「25H-U2J」(同1,780円)、各種インシュレータ、ハンドスクリューなど多数。純正オプションを店頭販売しているショップは珍しい。
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