6インチ電子ペーパーと3.5インチ液晶の双方を備えたユニークなAndroidタブレット。 電子書籍を強く意識したSpring Design製のAndroidタブレット。E-Inkを使った白黒の6インチ電子ペーパー(800×600ドット/タッチ非対応)を上部に、タッチパネル付きの3.5インチカラー液晶ディスプレイ(480×320ドット)を下部に搭載しており、2画面を活かした様々な操作が行える。 たとえば、付属の電子書籍ソフト「Library」では電子ペーパーに本文を表示、液晶画面にはタイトルや操作用ボタンがあるという利用法。電子ペーパーの、「画面書き換えが遅く、タッチ操作には不向き」といった弱点をカバーしている。 また、Webブラウザでは、通常の操作/表示を液晶画面で行うが、電子ペーパーでも1テンポ遅れで表示されるため、大画面で確認したい場合は電子ペーパーを見る、という使い方も可能。 内蔵ソフトの対応書籍フォーマットはePub/PDF/HTMLの3種類。このほかJPEGやMP3、MIDI、MPEG-4などにも対応している。 なお、タブレットとしての搭載OSはAndroid 1.5で、CPUは不明。 スペックに関しては、メモリが「内部256MB、フラッシュ4GB、microSD 2GB付属」と、通信機能がIEEE 802.11b/gとPC通信用のUSB 2.0とされている。重量は11オンス(約311g)で、電源持続時間は「オンラインブラウズで6時間、ページ切り替えで7,500時間」とされている。
[撮影協力:aPad専門店(千代田区 神田和泉町1-7-13 SUZUKIビル 4階)] |