2009年8月に登場した「鎌ベイアンプKRO」の小型版で、鎌ベイアンプKROが5インチベイサイズだったのに対し、今回のモデルでは3.5インチベイにも内蔵できる小型筐体が採用されている。

　筐体は小型化したものの、機能などは鎌ベイアンプKROと同様で、従来同様に最大10W+10Wのスピーカー出力が可能なほか、背面にはバナナプラグ対応のスピーカーターミナルなども備えている。採用デジタルアンプICも従来と同じ「YDA138」。

　本体サイズは幅105×高さ25×奥行き123mm（サイドパネル、インシュレータ除く）。電源はACアダプタまたはATX電源などの4ピン端子から供給する。

　付属品はACアダプタ、DC−4ピン電源変換ケーブル、スピーカーケーブル（2本）、オーディオケーブル（2種類）、穴開きブラケットなど。

　小型スピーカーとのセットモデル「Kro Craft mini Speaker PLUS」や、スピーカーの単品モデル（実売価格4,980円前後）。

　対応する動画フォーマットはMPEG 1/2/4、H.246 AVC、DivX、WMVなど。なお、著作権保護が施された映像ソースの再生は行えない。

　搭載インターフェイスはUSB 2.0×2、mini USB×1、LAN×1で、映像出力コネクタはHDMI×1、コンポーネント×1(Cinema 352のみ)、コンポジット×1を備える。

　対応フォーマットはMPEG/AVI/DivXなど。