16台のSSDをRAIDで構成し、なんと2GB/s超という非常に高いデータ転送速度を実現したとのテスト結果をオリオスペックが公開している。

　テストに用いられたのはSamsung製SSD「MZ-5PA064HMCD-0A」と、HighPointのRAIDカード「RocketRAID 2760」などで構成されたPC。RocketRAID 2760は、24チャンネルもの6Gbps SAS/SATAポートを備えたPCI Express x16対応のハイエンド製品。今回はこのカードに16台のSSDを接続してRAID環境を構築した。

　同店によれば、今回の環境ではCrystalDiskMarkにおいてシーケンシャルリードで2,074MB/s、シーケンシャルライトで2,053MB/sという速度だったという（テストサイズは4,000MB）。RocketRAID 2760はデータシートを見る限り、4GBをカバーするような大容量キャッシュを搭載しておらず、今回のテストは高速データ転送の例としても興味深い。

　同店いわく、「他のRAIDカードで同様の構成にすると1,600MB/s程度になる例が多い」とのこと。ただし、「（RocketRAID 2760の全チャンネルを使って）SSDを24台接続するとライト速度が逆に低下し、2GB/sを少し下回った」という。

　なお、今回のテストではOSにWindows XPを用いているが、これは「以前に行なったテストと比較できるようにするため」とのこと。「64bit版Windows 7を用いるともう少し速度は向上する」と説明している。

□オリオスペック/Twitterアカウント
http://www.oliospec.com/
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□RocketRAID 2760/274x Switch Architecture Series（HighPoint Technologies）
http://www.highpoint-tech.com/USA_new/series_rr2700.htm

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【2010年7月24日】HighPoint RocketRAID 2760（今週見つけた新製品）
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100724/ni_crr2760.html
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HighPoint RocketRAID 2760

[撮影協力:オリオスペック]