9日（日）に発売が解禁されたSandy Bridgeこと新型Core i7/5だが、同日0時1分には一部ショップが深夜販売を実施、300人以上が集まる賑わいを見せた。

　深夜販売ではオーバークロック向けモデルであるCore i7-2600KとCore i5-2500Kに人気が集中、購入希望者全てに行き渡らない状態に。

　これら「K型番」は、9日（日）の日中も争奪戦状態となり、結局、秋葉原では同日中に全て完売。しばらく品薄が続くことになりそうだ。

イベントはニコ生でも中継された

　特にドスパラではゲストを呼んでのイベントも実施。8日22時からは声優の古谷徹氏と「改造バカ」ことライターの高橋敏也氏のトークショウが、その後23時からはビンゴ大会などを行った。また、両店とも、「CPU購入者向け」として、深夜販売限定の特価品や割引などが用意されていた。

●人気はOC向けの「K型番」に集中、購入希望者に行き渡らず
　アキバ中でも完売状態、当面は品薄？

ドスパラの店頭	自作通りの様子
TWOTOPの店頭	TWOTOPの行列
2600Kは売り切れ	2500Kと2500も売り切れ

　TWOTOP秋葉原本店では、入店待ちの行列が牛丼サンボの先の角を曲がって中央通りまで到達、そしてドスパラ秋葉原本店の周辺には開店待ちの人が黒山状態。しかもその多くがCPU＋マザーセットの購入者で、両店では「想像以上」と驚きの声を上げていた。

　ただし、そうした盛況の影で問題になったのがCPUの在庫数。

　両店では「人気はCore i7-2600KとCore i5-2500Kに集中していた」と口をそろえており、これらは瞬く間に完売。両店とも、列の半分を消化する前に完売してしまったようだ。

　なお、CPUの売れ筋を両店の話などからまとめると、一番人気は2600K、次の人気が2500K、そしてこれらが売り切れたので「やむを得ず2500」といった人気順のよう。

　ちなみに入荷数については「“少数”というわけではなかった」（TWOTOP秋葉原本店）とのこと。同店では来週中にも再入荷を予定しているが、次回の再入荷は少量になる見込み。

(以下、1/9追加分)

●9日日中も「K型番」は人気、争奪戦で即日完売

　なお、深夜販売を行わなかったショップでは、「9日（日）の開店時間を9時に繰り上げて販売する」と告知、「早朝販売」を行った例もあったが、そうしたショップでも「K型番」の人気は継続。K型番目当ての来店者が数十人単位の行列を作っており、結果、夕方までに「K型番」はアキバ中で売り切れ状態になっている。

　このCore i7-2600KとCore i5-2500Kに関しては「人気が高い割には、入荷数が少ない」という声も多く、当面は品薄が続くことになりそうだ。

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Intel Core

[撮影協力:TWOTOP秋葉原本店とドスパラ秋葉原本店]